双極性障害・注意欠陥多動性障害で障害基礎年金2級の受給が決定したケース
性別:女性
傷病名:双極性障害・注意欠陥多動性障害(ADHD)
年齢:20代
就労状況:会社員(障害者雇用)
ご相談者様の困りごと・面談時の状況
障害年金の請求をする手伝いをして欲しいとのことでご相談をいただきました。ご相談に見えられた時には、就労移行支援事業所に通所し、就職に向けた訓練をされているとのことで、会話の受け答えがとてもしっかりされていて、障害をお持ちのようには見受けられませんでしたが、どこか少し無理をされているようにも感じ取れました。もともと意欠陥多動性障害(ADHD)の症状があったようですが、職場でのパワハラやセクハラなどに失恋も加わり、双極性障害を併発されたようでした。後日、診断書を拝見したところ、症状は重く、ご面談時のしっかりされた振る舞いも随分とご無理をされていたのであろうことが分かりました。
当事務所の対応
障害認定日の頃には通院されておられなかったとのことでしたので、認定日請求ではなく、事後重症請求となりました。受診状況等証明書(初診日証明)や診断書については書類としての不備はありませんでしたが、病歴・就労状況等申立書については、年金請求書を提出する日の前月から障害者雇用での就労を開始されておられましたので、その点に配慮しつつ、作成をさせていただきました。
結果
障害基礎年金の2級の受給が決定しました。