知的障害(精神遅滞)の方と面談を行いました。

性別:男性
傷病名:知的障害(精神遅滞)
年齢:40代
就労状況:無職

相談者の困りごと・面談時の状況

知的障害(精神遅滞)についてのご相談をいただきました。当初、発達障害で障害年金の請求をしたいとのご相談でしたが、診断書を取得したところ、傷病名に知的障害(精神遅滞)と記載されおり、ご自身も驚いておられました。

社労士によるアドバイス

障害年金の請求にあたり、発達障害と知的障害(精神遅滞)とでは、いくつか異なるところがあります。

例えば、発達障害の場合、発達障害の症状で初めて病院の診察を受けた日が初診日となりますが、知的障害(精神遅滞)の場合は、出生日が初診日となります。

また、発達障害の場合、受診状況等証明書が必要ですが、知的障害(精神遅滞)の場合には、受診状況等証明書は不要です。実際、受診状況等証明書の取得に大変なご苦労をされる方が多くおられますので、この違いは随分と大きいのではないかと思います。

ご請求される傷病によって取り扱いが異なるケースがありますので、ご留意いただければと思います。

 

最終更新日 3週間 by 社会保険労務士 出口 芳和

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